スーパーひたち39号南仙台行
◆種別:特急
◆区間:上野~南仙台
◆理由:長町駅高架化工事のため
東北線・長町駅高架化工事のため、9月17日20時~18日7時まで長町~仙台間が全面運休となり、仙台市営地下鉄とバスの代行輸送となりました。東北線の列車は長町発着、常磐線の列車は岩沼発着で、岩沼駅で東北線から来た列車に接続という輸送形態をとっていました。
普段、仙台に20:16に到着する「スーパーひたち39号」 は、17日発車分に限って長町の一つ福島寄りの南仙台行きとして運転されました。南仙台は20:06着で、南仙台~仙台間は代行バスが用意されました。その分所要時間がかかるので仙台駅で「はやて /こまち 31・32号」とは接続しませんでした。
大昔のことはよく分かりませんが、いままで南仙台駅に優等列車が停車したことはあったんでしょうか??古い時刻表(昭和50年代前半)を見る限り、急行列車ですら通過していました。きっと今回が初めてだと思います。私はかつて仙台に住んでましたが、南仙台駅は一度も使ったことがありませんでした。これは興味深いものがありました。
…と言うわけで懲りずに乗ってきました。乗ったのは常磐線・いわき駅からでした。この列車はいわきまで11両で運転されますが、後7両を切り離すので南仙台まで行くのは4両だけです。本当は勝田から乗りたかったんですがどうしても指定が取れませんでした。なので、きっぷの発行駅は勝田駅になっています。常磐線特急の指定席は車内改札を行わないので、検札印はありません。その代わりいわき駅の自動改札を通ったので右下に小さな穴が開いています。
いわき駅の発車サインはちゃんと「南仙台」となっていましたが、列車の正面LEDは「仙台ゆき」のままでした。「南仙台ゆき」となっててくれればかなり熱かったんですが…。
「スーパーひたち39号」 は仙台在住時代非常によく乗った列車で、久しぶりに乗って懐かしさを感じました。順調に原ノ町まで来て仙台ももうすぐだなと思った時に「新地~坂元間で人身事故」という一報が入りました。
常磐線・いわき以北は単線のためこういった事故が起こると復旧まで時間を要します。安全確認や交換待ちで原ノ町で40分、相馬で30分、亘理で40分停車し、結局岩沼で運転打ち切りとなってしまいました。その代わり代行バスは岩沼~仙台間の運転となりました。南仙台行きの特急列車はここで幻と化しました(爆)
結局岩沼には1時間40分遅れで到着しました。代行バスが仙台駅に着いたときには係員が待ち構えていて、特急券の払い戻しを行っていました。なので南仙台着の特急券はほとんど現存していないことになります(敢えて払い戻さなかったり、元々乗りもしない指定を押さえていれば別ですが…)。
私は最終の新幹線で東京へ戻る予定でしたが、仙台に着いたのは22:25頃だったので新幹線は終わっており結局帰れませんでした。この後のことはまた後日書きます。
私もこの列車に乗りました。
私の場合仙台まで行く必要がなかったので、南仙台からはバスに乗りませんでした。
ちなみに、土・日きっぷを使ったので、今も上野から南仙台までの指定券が残っています。
投稿情報: tetsudou_ressya | 2007/08/04 23:27