河津桜号
▼種別:特急
▼運転区間:東京~伊豆急下田
静岡県河津町は早咲きの桜の有名なところです。当地に咲く「河津桜」は2月上旬から咲き始めます。普通の桜は一気に満開になってあっという間に散ってしまいますが、河津桜は1ヶ月をかけて徐々に満開になり、満開のピークが長いのが特徴です。上の写真は「踊り子」と河津桜の組み合わせです。
これを見に河津へは1ヶ月間で毎年150~200万人もの人が訪れます。国道は熱海市付近まで数珠繋ぎで渋滞し大変なことになっています。電車の場合は伊豆急線・河津駅から徒歩になりますが、熱海から伊豆急線に乗り入れる普通列車はラッシュ並の混雑でした。
普通列車でもそんな状況だったので、特急列車は言わずもがな。指定席は満席で、自由席に立ち客がいるぐらいでした。そこで昨年から2月の中旬の土日に特急「河津桜」なる臨時列車が運転されています。もっとも今年の冬は寒かったので、桜の開花が平年より遅れて河津桜の満開は3月上旬でしたが…。
昨年は千葉~伊豆急下田間の運転でしたが、今年は東京発着に短縮されていました。私が乗ったのは昨年で、区間を見てわかるとおり河津まで乗っていません。むしろ熱海で降りて三島方面に乗り換えるというヘタレぶりでした。今年はちゃんと河津まで行って桜を見てきましたが、往復普通列車でした。この列車を本来の用途で使っていないことは確かです(爆)
(東海道線・熱海)
上の写真は昨年の同列車です。車両はJR東日本幕張車両センターの183系で、シール貼りですがちゃんと桜のデザインのヘッドマークも用意されていました。今年の同列車は幕張の189系でしたが、「特急」という文字だけの味気ないヘッドマークだったと聞いています。背後に写るのは伊豆急の「リゾート21」です。
【追記2008/1/3】
平成19・20年と2年連続で運転されていないので、運転終了扱いとしてカテゴリーを追加しました。
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