時速300Km
平成9年3月に山陽新幹線に500系車両が登場しました。最高速度は300系の270Kmから300Kmにアップし、これはフランスTGVに並んで現在も世界最高速です。当初は1編成しかなく、JR西日本管内の新大阪~博多間での運転で、途中停車駅は岡山・広島・小倉の3駅でした。
同年11月には東京乗り入れを果たし、東京~博多間を4時間49分で結びました。その後、平成15年10月のダイヤ改正で「のぞみ」全列車が新神戸に、品川か新横浜のいずれかもしくは両方に停車するようになり、停車駅が増やされました。その結果、最速列車で東京~博多間が4時間58分、新大阪~博多間が2時間21分と所要時間が若干延びました。
このきっぷは東京乗り入れを果たす前の1日1往復の頃のものです(以前の記事に使用した写真の流用ですが…)。新大阪~博多間が2時間17分で、営業キロを所要時間で単純に割った表定速度は時速242.5Kmでした。この2ヵ月後ぐらいに私も実際に新大阪~岡山間で同じ列車に乗りましたが、姫路を過ぎてからのスピード感が特に印象に残っています。
ちなみにこのスピード感のあるシャープなデザインは私は好きですが、出張族の同僚に言わせると天井が低くて圧迫感があるのであまり好きではないとのことでした。出張で「のぞみ」に乗るときも500系は避けているそうです。感じ方は人それぞれですね…。
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