南三陸
◆種別:快速
◆運転区間:仙台~気仙沼(1日2往復)
快速「南三陸」は昭和63年3月のダイヤ改正で登場しました。ダイヤは両始発駅を朝と夕方に発車する1日2往復でした。平成2年3月に2・3号を大船渡線・盛発着(朝盛発、夕方仙台発)としました。平成5年12月には2・3号で地方の昼行快速では異例の指定席の連結も始まりました。平成13年12月に盛乗り入れをやめ現在に至ります。
最近はめっきりご無沙汰ですが、今まで何回も乗ったことがあります。しかし、いつも私が乗るのは全車自由席の1・4号ばかりで、指定席に乗ったのはこのきっぷの時ぐらいです。車両はJR東日本小牛田運輸区所属のキハ58系でしたが、ちゃんとリクライニングシートに改造されていました。
現在、仙台~気仙沼間は東北自動車道経由の高速バスとの競争になっており、所要時間差はほとんどありません。本数は快速「南三陸」2往復に対し、高速バスは7往復です。往復割引きっぷを発売するなどソフト面の施策は行っているようですが、ハード面の施策も必要かと思います。車両もいいかげんオンボロのキハ28・40・58系から新しくてスピードの出るキハ110系あたりに置き換えた方がいいように思います。あと、仙台側から便利な1・4号にも指定席を連結して欲しいものです。
もっとも、高速バスとの競争はますます大変になるでしょうが、旧河北町まで到達している三陸自動車道が気仙沼に到達するまでは快速「南三陸」が廃止になることはないとも思っています。
【補足2007・9・23】
平成19年7月よりキハ110系に置き換えられましたが、この記事をアップした平成18年2月当時はキハ28・40・58系で運転されていました。よって「間違ってます」というしょうもない指摘は止めてください。
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