つばめ(在来線)
▼種別:特急
▼運転区間:門司港・小倉・博多~西鹿児島
「つばめ」という名称自体はかなり伝統があって、昭和25年に東京~大阪間の特急「へいわ」から改称されたのが始まりです。 昭和39年の東海道新幹線開業とともに新大阪~博多間に変更され、昭和40年に名古屋~熊本間、昭和47年の新幹線岡山開業のときに岡山~博多・熊本間、翌昭和47年には岡山~西鹿児島(現:鹿児島中央)間という具合に頻繁に運転区間が変更された挙句、昭和50年の新幹線博多開業とともに廃止となりました。
その後長らく「つばめ」の愛称は使われませんでしたが、平成4年にJR九州が博多~西鹿児島間に新型の787系特急型車両を投入して運転されました。平成16年3月の新八代~鹿児島中央間に開通した九州新幹線に「つばめ」の名称を新幹線に譲り、在来線は門司港・小倉・博多・熊本~新八代間の「リレーつばめ」となりました。
こうやってまとめてみると「つばめ」は新幹線に翻弄されるように運転区間が南下し、最後には自身が新幹線になってしまったという感があります。
九州旅行の際には必ずと言っていいぐらい乗っていましたが、結局全区間通しで乗ったことはありませんでした。写真は西鹿児島駅で撮影したものです。背後の白い鉄骨は新幹線延伸を控えて駅舎工事を行っているためのものです。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。