京都へ戻る途中の玉水駅にあった「国鉄電化9000km達成」の記念碑。昭和59年11月に設置された。その後関西圏だけでも福知山(宝塚)線や山陰(嵯峨野)線が新たに電化され、東西線やおおさか東線が開業しているため電化区間は大幅に伸びたと思われる。
京都駅から程近い「私が社長です」の某ホテルにチェックイン。比較的高層階だったので列車がよく見えた。ちょうど運良くドクターイエローが通りかかったので、コンデジで激写。最近鉄ヲタ向けに列車が見えるホテルを売りにしているところがあるが、ここも十分売り出せると感じた。どうでしょうか社長?
急いで支度を整えて地下鉄で結婚式の会場へ向かう。京都の地下鉄は烏丸線と東西線の2路線ある。この列車はヘッドマークが取り付けられた烏丸線の電車。
会場は京都市役所駅から徒歩。御池通を挟んで眺めた京都市役所の建物。昭和2年~6年に建てられたもの。どおとなく力強い感じがする。京都は戦災から逃れたので古い建物が残っているものも多い。路駐の車がちょっとジャマくさいのがタマに傷。
ひょっこり本能寺を発見。大して広くはないし、建物は鉄筋コンクリートで風情はないしで、織田信長最期の地という知名度の割にショボい寺だなぁ…というのが第一印象。昔は御池通から京都市役所の方まで寺の敷地だったらしいが…。
結婚式では大学の友人×2と久々の再会。一人は東京から来ていて、久々の京都に超ハイテンション。歴史談義に花が咲くとともに、「こいつらこんなに歴史好きだったかしらん??」と今さらながらに意外な一面を発見。先ほどの本能寺も話題に出たが、「あれは信長の時代からは移転してるんだよ」という新事実を聞かされ、ちょっとびっくり。日本史はソコソコ知っているつもりだったが、あくまで大学受験の範囲でしかなかったかも…。
無事に結婚式が終わり、友人同士で飲みに行くことに。三条大橋から程近い「池田屋」へなだれ込む。「池田屋」とは幕末に新撰組が尊皇派志士を襲撃した池田屋事件のあった池田屋。坂本竜馬が急襲されたのは寺田屋。昭和30年頃まではその建物が残っていたそうだが取り壊されて、現在は見ての通りチェーンの居酒屋。確か居酒屋になる前はパチンコ屋だった記憶が…。
とりあえず男4人で池田屋へ討ち入りを果たす。コースターもこんな感じ。店員も「誠」のハッピを着ていて、それっぽい雰囲気は出ている。でも、料理のメニューはチェーンの「はなの舞」とさほど変わらない感。
隊士の名前が付いたカクテルの名前は一堂大ウケ。とりあえず一通り全部注文し、下戸な私は土方歳三と藤堂平助を飲まされる。食事は結婚式でいただいているので、ひたすら飲みモード。
その後、新郎新婦が合流してささやかに二次会。久々に会えた人もいて楽しいひと時を過ごした。11時過ぎまで飲み解散し、タクシーでホテルに戻りぶっ倒れた。
(続く)
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