気が進まないで参加すると実際にも楽しめないもので、長居するのは苦痛にすら思えたので適当に理由をつけて抜け出した。ばあさんの誕生日の祝い方は一族みんなで夜遅くまで酒飲んで大騒ぎする必要はないと思った次第。
バスで温泉街から松本駅まで行き、松本駅からは昨日も乗った「しなの」で長野へ移動。長野側の先頭車は展望型のグリーン車。あいにくまだ乗ったことがない。松本~長野間の自由席の利用が結構あった。
天気がよくて進行方向左側に北アルプスの山々がきれいに見えた。今年は雪解けが遅いようで、山頂部分はまだ白い部分が多い。なんせ東京でも4月に降雪を記録したぐらいなので、春の訪れは遅い感。
篠ノ井線の冠着~姨捨~稲荷山間は線路下に広がる善光寺平が日本三大車窓の一つとして有名。こちらは進行方向右側。天気がいいと千曲川や浅間山のほうまで見える。今は時期的に咲き始めの桜がちらほら見えた。こちらは動画にて。車内放送での案内もある。
長野駅では寄り道はせず長野新幹線に乗り換え。景色を楽しむなら3人掛け窓側のA席がオススメ。上田駅到着直前にまず見えたのは上田城址公園。真田氏の居城だったところとして有名。桜はピークが終わりかけている。
確か佐久平駅に着く直前に一瞬だけ見えた浅間山。浅間山は活火山なので山頂から噴煙が上がっている。なかなかきれいに撮れたと思ったが、新幹線の窓が写りこんでしまっているのが残念。
大宮でさらに「つばさ」に乗り換え。と言っても山形まで行くわけではなく郡山まで。前々週に行った湯野上温泉の桜を見るため、北上することに。ちょうどこの時期は桜が咲くことを見越して駅舎がライトアップされる。
東北新幹線で完結する区間なのに山形新幹線にしたのは、山形新幹線E3系の新型車両には窓側席にコンセントが付いており、携帯の充電ができるため。旅行中の電源問題は切実。化粧室のコンセントを占拠するのも憚られるので、こんな感じでコンセントがあるのは非常に助かる。矢印の下の部分がコンセント。
1時間もしないで郡山に到着。またも2両編成の快速列車に乗り換え。快速列車は会津若松まで65分で結ぶ。下り(会津若松行)は上り(郡山行)よりも若干所要時間がかかる。座席がほぼ埋まって郡山を出発。
郡山駅を発車してほどなくして進行方向右手に見えた奥羽大学キャンパスの満開の桜。長野や松本ではピークが終わっていたが、郡山はちょうど満開のよう。自ずとテンションが上がる。
(会津編へつづく)
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