中央ライナー
◆運転区間:東京・新宿~八王子・高尾
◆運転本数:上り2本、下り6本
◆使用車両:E257系、351系
それまで運転されていた中央線系統のホームライナーを平成13年12月より増発した上で方面別に「中央ライナー」と「青梅ライナー」に再編しました。運行当初の車両は183系でした。これはE257系新製に伴って特急「あずさ」で余剰となった183系を投入したものです。その後、座席数を増やすべく置き換えが進み、昨年3月のダイヤ改正で183系は運用から外れました。現在は全てJR東日本松本車両センター所属のE257系か351系で運転されています。
(183系:新宿駅)
(E257系:東京駅)
運行開始からこれまでに「中央ライナー」2本と「青梅ライナー」1本が増発されていて、中央線の慢性的な混雑も相まって利用は好調なようです。当該ライナーが発車orライナー券が完売になると一旦券売機のシャッターを閉めるんですが、次の列車のライナー券を買い求めるべくシャッターの閉まった券売機の前で人が並んでいることも見受けられます。
ライナー券はこんな感じの券売機券です。それまでのホームライナーは定員制で座席の指定まではありませんでしたが、座席が指定され全車指定席となりました。号車だけ指定されているライナー券が多い中、座席まで指定されているのはここぐらいだと思います。もっとも、車内改札は行っていません。発売済みの座席情報が車掌の小型端末に転送される仕組みになっているので、指定された座席に座っていれば声をかけられることはありません。今こそ珍しくない仕組みですが、平成13年当時では画期的なことでした。
何気にこのきっぷは運転初日のものだったりします。仕事帰りに寄り道して乗ってきたものです。「中央ライナー」のライナー券はこんな感じの券売機券しかありませんが、一部駅では上り「青梅ライナー」の軟券のライナー券も発売しています。
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