昼間特割きっぷ
今ごろこのきっぷを使って京都で紅葉を見ているはずです。
通称「昼特」で通用する京都、大阪(新大阪・北新地)、神戸(三ノ宮・元町)の都市間連絡とその周辺駅への回数券です。かなり昔<少なくともJR初期>からあったようです。「昼間特割」というだけあって、10~17時に入場することが条件である代わりに運賃が3割以上割引になります。土曜休日は終日利用できます。12枚綴りで3ヶ月間有効です。
少し注意したいのは発売箇所が両端の駅に限定されることです。京都~大阪間の場合は京都駅と大阪駅でのみの発売です。この券のように窓口でマルス券を購入しないでも券売機でも購入できるようになっています。もっとも、大阪駅近辺の金券ショップでは区間ごとに大々的にばら売りしていて、私のようなよそ者が少しだけ使う場合でもさほど困りません。
【ひとこと】
土曜休日は終日利用できるのはポイントが高いです。区間によりけりですが大阪~京都間は正規運賃が540円のところが「昼特」では12枚綴りで3670円(1枚あたり351円)とかなり割安です。他の区間もだいたい3~4割安になっています。大阪から京都近辺の駅に行く場合でもこのきっぷと併用して乗越し精算したほうが安上がりになる場合もあります。
このきっぷは阪急の存在を多分に意識したものだと思います。設定区間も阪急と競合する区間だけで、奈良や大阪南部への設定はありません。阪急の梅田~大宮・烏丸・河原町間は390円です。阪急でも多少割引率が落ちるものの10~16時に有効の「時差回数券」というよく似た回数券を発売しています。
使い勝手…★★★★★
お得感…★★★★★(大阪~京都間の場合)
当日発売…可(発売日より3ヶ月有効)
小児用…なし
特急券を購入すれば、はるかや雷鳥、サンダーバード、
スーパーはくとにも乗れるので重宝しますね。
投稿情報: 丸太町 | 2008/11/30 13:35
今回は新快速の混雑を嫌って自由席特急回数券を購入して特急利用してます。
われながら関東人にしては使いこなしてると思います。
投稿情報: 今出川@京都 | 2008/11/30 15:32