青梅マラソン応援用特殊往復乗車券
今日は「東京マラソン2008」が開催されます。昨年も2月に開催されており、今年で2回目になります。ところが、2月の首都圏のマラソン大会と言えば昭和42年から開催されている老舗の「青梅マラソン」がありました。両者は開催時期がもろに被るので、「青梅」の方が開催時期を半月ずらすというおかしなことになっています。
(表)
(裏)
このきっぷは青梅マラソンの応援用に用意された乗車券です。「特殊往復乗車券」という物々しいタイトルですが、裏面の説明を読むと「表示区間内は途中下車ができます」とあるので、フリーきっぷに近いのが実態です。参加者は例年1万人を超え、沿道で応援する人は約5万人にも及ぶのでこういったものが用意されたんでしょう。運賃の400円というのは河辺~川井間の往復分相当で、それでいて区間内乗り降り自由なのでなかなか気が利いています。初めて見たときには何が「特殊」なのかわからなかったんですが、そういうことでした。
おそらく今ではこんなもの売っていないでしょう。どうせ最近のJR東日本ならこういうに決まっています。「便利なSuicaをご利用ください」と。
民営化転換当初はこういった乗車券以外にも、様々なバーゲンタイプの乗車券が出ていましたね。しかし、2001年3月の企画乗車券大整理辺りからおかしくなってきたように思います。とりあえず、東京自由乗車券の発売終了のポスターには呆れ返りましたよ。
「東京自由乗車券は平成18年3月17日をもちまして発売を終了します→これからはSuicaの時代!」
客をバカにしているのかと思いました・・
投稿情報: MT54 | 2008/02/17 00:36
茨城あたりでそんなポスターが出ていたという話を聞いたことがあります。
Suicaは確かに便利なんですが、乗り降りするたびに精算させられるのでどうしてもフリーきっぷより割高になります。
だから代替にはなりえないと思うんですけどね…。
投稿情報: 今出川 | 2008/02/17 18:50
Suicaを使っても利用ルート条件などを満たしてフリーきっぷ金額より多い分をキャッシュバックしてくれるならば"Suicaの時代!"といってもいいですけどね。
やってできないことはなさそうですが・・・。
投稿情報: ららら | 2008/02/18 12:32
予めSuica券売機でフリーきっぷを購入→情報をICチップに記憶させ、発駅に戻るか有効期限を過ぎた時点で情報消去…という感じのSuicaグリーン券のようなシステムができるとよいかと。
個人的には特急料金や指定料金を伴わないきっぷならできそうな感じがしなくもないんですが…。
投稿情報: 今出川 | 2008/02/18 22:55