水道橋002
ある金曜夕方の東京駅でのことです。家路に急ぐ通勤客に加え、自宅へ帰る単身赴任族や一足早い週末旅行に出かける人々でかなり混み合っていました。金曜夕方のターミナル駅は他の平日と違って独特の雰囲気があります。
窓口にはきっぷを買い求める人でずらっと長い行列ができていました。丸の内のオフィスビル群や地下鉄丸の内線と直結する丸の内地下中央口も例外ではなく、窓口はもちろん普段は不人気の「指定席券売機」にすら長い行列ができていました。しかも改札口向かいのJR北海道プラザ東京支店まで2つしかない窓口がフル回転して大繁盛でした。
そんな中、JR北海道プラザの脇で「きっぷ・自由席特急券」という看板を立てて地味ぃに乗車券と自由席特急券の臨時発売をやっているのを見つけました。係員のバッジが「水道橋駅」とあったので、「もしや??」と思いました。このブログでも何回も紹介している緑色の券が出てくるのはわかり切っていましたが、ついつい購入してしまいました。
思ったとおり発売箇所が「水道橋002」になっています。どうも水道橋駅から文字通り出稼ぎに来ているようです。普段は東京ドームや後楽園ホールなどでイベントがある時に使用されている端末でしょう。同様の例として平塚駅での「湘南ひらつか七夕まつり」の臨時発売時に発売箇所が「伊東002」となっていたものがありました。
ただ、指定券が購入できない上に現金払いのみの扱いだったので空いていました。場所もわかりにくくてちょっとよくないような気がしました。指定券が発券できないのは端末の仕様上仕方ないにしても、佐○急便のドライバーが持っているようなハンディのCAT端末があれば、臨時発売でもカード決済はできる気がします。ただ、あくまで「臨時」発売なのでそこまでする必要はないとの判断なんでしょう。
あと、これはどうでもいい下衆の勘繰りなんですが、ここでの売り上げは東京駅のものか水道橋駅のものかどちらになるんでしょうね。
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