風っこ仙山もみじ
▼種別:普通
▼運転区間:仙台~山形
(仙台駅発車案内)
仙山線の紅葉シーズンに合わせて10月27日~11月10日の週末に運転されました。「風っこ」は東日本各地に借り出されていますが、久々に地元仙台地区を走りました。以前も「風っこ」が仙山線を走ったことはありますが、山形~山寺間や山形~面白山高原間など山形県側のみの運転で、面白山トンネルを越えて宮城県側まで運転されることはありませんでした。
今回は仙台~山形間の仙山線全区間で運転されました。てっきり「風っこ」編成2両で来るものと思っていたところ、1両のみで山形寄りに自由席扱いのキハ58系が連結されていました。指定券は取りにくかったので2両にすればいいと思ったんですが、「風っこ」の種車であるキハ48系では非力で仙山線の急勾配に不安があるため、高出力のキハ58系の力を借りているというわけです。
このキハ58-414は「風っこ」と同じ小牛田運輸区所属です。座席はリクライニングシートに改造されていて、快速「南三陸」の指定席用の車両として使われてきましたが、今年7月にキハ110系に置き換えられた際に定期運用から離脱しています。
面白いことに車内は一般客→「風っこ」、ヲタ→キハ58系ときれいに棲み分けができていました。指定席は満席とアナウンスされていたものの、実際にはちらほら空席がありました。自由席はぎっしり一杯だったようです。「風っこ」の車両は寒さ防止のため窓にガラスがはめ込まれていました。
写真を見てもわかるとおり天気が悪く、どんよりとしていました。紅葉の色もまだ進んでいないのか、終わりに近づいて色褪せているのかよくわかりませんでした。天気が良ければこんなことはなかったんでしょうが、雨の「風っこ」は初めてだったのでかなり微妙でした。
当初は仙台~山寺間の通路側指定券を購入したんですが、その後仙台~山形間に変更し、さらに発車直前に仙台駅で通路側から窓側に変更しました。通常は指定券類の乗車変更は1回限りですが、同一列車・同一区間・同一設備内の変更(窓側⇔通路側、禁煙⇔喫煙)は変更回数にカウントされません。
乗客のほとんどは途中の山寺駅で降りてしまい、終点の山形駅まで乗ったのは半分もいませんでした。私は山形駅まで乗車しましたが、木製のベンチシートに2時間座っていたので尻が痛くなりました。今までは1時間程度だったので気にならなかったんですが…。
写真はすべて仙山線・作並駅で撮影したものです。
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