弘前さくら祭り
▼種別:快速
▼運転区間:秋田~弘前
GW前半3連休は予定通り桜前線を追いかけて北東北へ遠征しました。期限の迫ったJR東日本株主優待券の消化だったり、山形県の鶴岡で学生時代の友人に会ったり、存続が決まった水沢競馬を観戦したりと大義名分はあったんですが、メインイベントはやはり弘前城で「弘前さくら祭り」の桜を見に行くことでした。
旅行計画段階で弘前高校を卒業した学生時代の後輩(出身は浪岡町)が「桜の季節は弘前が一年で唯一賑わうときですから」と自嘲気味に話していたのを思い出し、さくら祭り開催期間中の弘前に泊まることは選択肢から外しました。そこで秋田に前泊し、当日の朝に快速「弘前さくら祭り」号で弘前入りすることにしました。
早い段階から行くなら4月29日と決めていたので、出かけた先の東北線・太子堂駅(敢えてこんなところで買うのがマニアックですが…)で早めに指定席を取りました。普通車の指定席にする予定でしたが、驚いたことに4月1日(発売開始わずか4日目)時点で早くも満席でした。弘前の桜恐るべしです。グリーン車には余裕があったのでそちらにしました。
車両はJR東日本秋田車両センター所属の485系でした。普段は特急「かもしか」で運用されている編成です。この車両は3両編成で自由席が1両に指定席が1両半、グリーン席が半室(12席)です。自由席は秋田駅発車時点でほぼ埋まっており、私が座ったグリーン席も隣の土崎駅を発車した時点で12席全部埋まりました。途中停車駅からもソコソコの乗車があったようなので、自由席はデッキや通路まで一杯になったと思われます。
この列車の前後の特急列車や五能線経由で弘前まで結ぶ快速「リゾートしらかみ」は軒並み指定席が満席になっていたので臨時快速列車を設定したのは正解だと思いますが、それがたった3両編成では輸送力不足なのは否めませんでした。来年以降は改善の余地があるものと思われます。個人的には最近復活した同じ秋田所属の583系(6両編成)に登場願いたいものです。
写真は秋田駅で撮影したものです。ヘッドマークは「臨時」という文字だけの素っ気ないものでした。なお、きっぷに押されている乗車記念印は以前紹介した横川駅のものと全く同じものです。
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