白山
▼種別:特急
▼運転区間:上野~金沢(1日1往復)
特急「白山」は昭和47年3月に信越線経由で上野~金沢間を結ぶ列車として1日2往復運転されました。碓氷峠を越えるため車両は485系を改良した489系が投入され、グリーン車2両に食堂車1両を連結する総勢12両の豪華編成でした。上越新幹線開通まではこの信越線経由か米原廻りの東海道新幹線経由が関東と北陸を結ぶメインルートでした。
<白山1号・昭和52年4月>
上野(9:34)
→直江津(13:57)/富山(15:27)/高岡(15:45)/金沢(16:15)
自・自・自・グ・グ・食・指・指・指・指・指・指(金沢→)
<白山号・平成9年9月>
上野(8:30)
→直江津(12:37)/富山(13:56)/高岡(14:08)/金沢(14:38)
JR化されてからはJR西日本金沢運転所(当時)の担当となりました。6時間を越える長丁場なので平成元年3月のダイヤ改正でラウンジカーが連結され、白地にピンクと青の独特の塗色に塗り替えられています。
平成4年3月のダイヤ改正で2往復から1往復に減便されました。平成5年に急行「能登」が電車化されると、上野駅に午後到着した「白山」は帰宅ラッシュ時に高崎・東北(宇都宮)線でホームライナー運用をこなした後、同日夜発の「能登」として金沢へ帰っていく共通運用となりました。
長野新幹線開通に伴い平成9年9月で廃止となりました。私が乗ったのは確か3回でした。いずれも平日でしたが、案外乗っている印象でした。ラウンジカーに行きたかったのですが、混んでいて断念した記憶があります。ちなみにラウンジカーは急行「能登」の編成でまだ健在です。
写真は手持ちがなかったので裏辺研究所の1コンテンツである「日本の旅・鉄道見聞録」 よりお借りしました。京浜東北線・蕨駅付近(東北線・赤羽~浦和間)で撮影したものだそうです。背後の京浜東北線の水色の103系が懐かしいです。
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