SLやまぐち
▼種別:快速
▼運転区間:新山口~津和野
C57型蒸気機関車は昭和12年から昭和22年までに201両製造されました。その外観のよさから「貴婦人」という別名が付けられ、全国の亜幹線で活躍しました。しかし、昭和50年12月に無煙化の流れで室蘭本線を最後に全車引退しました。
引退後からその「貴婦人」を惜しむ声が大きく、昭和54年8月に梅小路蒸気機関車館に保存されていた1号機を山口線で復活させ、「SLやまぐち号」として運転しています。区間は新山口~津和野間で、冬場を除く週末や学休日を中心に運転されています。
この列車が盛況だったせいか、その後各地で蒸気機関車の復活(動態保存)が進むという側面がありました。
子供の頃、図鑑で見て乗ってみたいと思っていましたが、実際に乗れたのはつい3年前のことでした。この列車については列車名に「SL~」というのが付かないのが特徴です。
きっぷの小郡駅は平成15年10月に「新山口」と改称されています。また、小郡町は平成17年10月に山口市に吸収され、名実ともに「山口」になりました。
写真も3年前に乗った当時のもので、山口線・鍋倉駅で停車中に撮影したものです。ヘッドマークは黄色の鶴のデザインが有名ですが、この年は緑のクワガタのデザインに変更されていたようです。
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