あずさ
▼種別:特急
▼運転区間:新宿・千葉~松本・南小谷(1日18往復)
狩人の「あずさ2号」で一躍有名になりましたが、昭和41年から運転されていました。車両は現在すべて上の写真のE257系で運転されています。中央線・大月駅停車時に撮影したものです。ちょうど「あずさ2号」が発売された昭和52年4月の時刻表が手元にあります。(曲の発売は3月)
<あずさ2号・昭和52年>
新宿(8:00)
→上諏訪(10:48)/辰野(11:08)/塩尻(11:32)/松本(11:46)
<あずさ5号・平成元年>
新宿(8:00)
→上諏訪(10:20)/塩尻(10:39)/松本(10:51)
昭和53年のダイヤ改正で新宿発の下り列車は奇数番号が割り当てられることになり、新宿発の「あずさ2号」はなくなりました。また、昭和58年に岡谷~塩尻間にみどり湖経由の短絡線が開通し、辰野を経由しなくなると同時に所要時間が大幅に短縮しました。
真ん中の写真は曲の当時と同じ183系で運転されていた頃のものです(ディテールは微妙に異なりますが…)。平成14年に茅野駅で撮影したものですが、この頃にはほとんどE257系に置き換えられており、183系は細々と臨時列車として走っていました。
最近では「あずさ」は高速バスと激しいシェア争いをしています。本数は互角で所要時間は「あずさ」の方が30~40分速いですが値段はバスが約半額です。そのため正規運賃より約35%引きの「あずさ回数券」を発売して対抗しています。
このきっぷは回数券が使えない時期だったため、やむを得ず正規運賃で乗ったものです。ちなみに回数券(新宿~松本・指定席込)だとだいたい4500円程度で、ずいぶん違うものです。
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