休日出勤をさっさと片付けて昼過ぎには旅立つつもりが、トラブル勃発で長引いてしまい夕方に…。「青春18きっぷ」最終日なので残した1枚をきっちり消化すべくめげずに出発。
今回の旅の始まりは宇都宮線のグリーン車。夕方まで仕事した自分にちょっとしたご褒美ということでグリーン車に。短い10両編成だったので普通車は結構な混みっぷりで、グリーン車も半分以上座席が埋まっていた。
各駅停車に乗って1時間50分かかって宇都宮へ到着。外はこの通り真っ暗で人通りは多くない。道中はほぼ爆睡。赤羽(上野から10分)を発車した記憶すらない。グリーン車は上野から宇都宮まで通しで乗っていた人も案外いた。みんな「青春18きっぷ」の客だろうか?
宇都宮でわざわざ降りたのは餃子を食べる目的。時間があれば街中の有名店に並んででも食べたいところだが、時間がなかったので駅ナカで済ませることに…。宇都宮駅構内に「宇都宮餃子小町」なる餃子店が集積された一角がある。こういう形に改装される前は「立ち食い餃子店」という感じのおばちゃんが目の前で焼いたアツアツを食べさせてくれるカウンター形式の店があったが、現在ではなくなった模様。
夕飯時で店の中は混み合っていたので店内で食べることは断念し、持ち帰りを買って新幹線の車内で食べることにした。1箇所だけでは物足りないので、見た感じ客が多かった2店で買って、それぞれを食べ比べることにした。
先に食べたのは右の袋の「宇都宮餃子館」のもの。小さめの餃子が12個入りで690円。皮は薄めで肉の味がしっかりしていておいしい。食事を食べる時間がなく空腹のピークだったので、12個を3分程度で一気に食べ切った。
宇都宮駅に入ってきた「こまち」…ではなく「やまびこ」。宇都宮駅に停車する「こまち」はない。仕事が早く終わっていれば乗るつもりはなかったが、ショートカットすべく新幹線に乗り換え。多少休出手当を稼いだとはいえ、予定外の出費。
車内で落ち着いてから食べ始めた左の袋の「宇味屋」のもの。2人前でこちらも12個入りだが値段は500円。「宇都宮餃子館」のものより一回り大きくて皮が厚い。しかも買ってから30分以上経って冷め切ってしまったので硬い。温かいうちに食べればよかったと深く後悔。決して餃子が悪いわけではないと信じたい。と思いつつも10分も経たずに完食。
宇都宮餃子館のレジ脇に置いてあった携帯ストラップ。なんとも微妙なストラップだが、餃子のついでに衝動買いしてしまった…。380円ナリ。自分の携帯に付けようか誰かにあげようか考え中。
ひたすら食べ続けてのどが渇いたので、車内販売で水分補給。車内販売でもモバイルSuicaでピッと支払いができてしまう便利な世の中。レシートは列車名入り。
宇都宮から29分で郡山に到着。ここから磐越西線に乗り換えて今夜の宿泊地の会津若松へ向かう。新幹線からの乗り換え客が多く、2両編成の車内はほぼ埋まった。
各駅停車で約1時間20分かけて会津若松へ到着。郡山駅で高速バスに乗り換えたほうが早く着けたみたいだが、「青春18きっぷ」だったので今回その選択肢はなかった。乗客の半分以上が郡山から会津若松まで乗り通した。多くは迎えの車で散っていき、10分もしたらほとんど人気はなくなった。私は予約していた駅前のホテルにチェックインした。
チェックインして風呂の入って落ち着いた頃、私の腸が異常事態に陥った。敗因は24個もの餃子を短時間に一気に流し込んだためであろう。私は肉類や脂っこいラーメンが大好きだけど、そういうものを摂取すると直後にほぼ必ず不調になるヘタレ腸の持ち主でもある。過去にン千円もする佐賀牛のステーキを食べた時も例外ではなかった。とても情けないことにベッドとトイレを往復する状態になってしまった…。
(会津縦断編に続く)
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